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2005年 11月 03日
8時ごろに家に戻りテレビをつけたところ、デンバー VS LAレイカーズのゲームが中継されていた。そう、野球シーズンも終わり、いよいよバスケットボールの季節到来である。
中学から大学までバスケ部だった。ちょうど、時代はマイケル・ジョーダンの全盛期。加えて、「スラムダンク」という、我々のバイブルとも言うべき少年漫画が連載中で、一大バスケットブームだった。バスケット人口も今に比べると多かったように思う。中学から高校にかけては、NHK-BSのNBA中継にかじりついていた記憶がある。 高校時代はバスケットが文字通り生活の中心だった。学校の授業が終わると大体いつも一番にコートに足を運び、誰もいないコートでシュート練習をしていた。そのうち部員が集まって練習が始まる。6時過ぎに練習が終わり、電車で地元の町まで帰る。その後、週に一度は必ず地元のクラブチームの練習に9時くらいまで加わり、ボールを追いかけていた。 別に高校のチームが飛びぬけて強かったわけでもなく、スター選手がいたわけでもない。県大会で2,3回勝つと(いつもクジ運悪く)いつも格上のチームとあたり、そこで大敗するというのが常だった。だが、幸運なことに3年春の県大会でベスト16に入り、冬の大会の県予選に3年生として参加できることになった。 高校3年の夏から秋は、そんなわけで受験勉強とバスケの練習を掛け持ちで続けることになった。進学校でもなんでもない、新潟の田舎にある普通の県立高校だったのだが、さすがに10月、11月と秋が深まってきたのにも関わらず授業の後に練習に出ている僕を、皆は奇異な目で見ているようだった。 最後の大会は、緒戦で県下一の高校との対戦。前半は接戦だったが、後半は自力の差が出て、終わってみれば大差での敗退。だが、とりあえず好きなバスケットを高校時代悔いなくやり遂げたことに達成感があった。 その後、運よく大学に合格し、そこでもバスケットサークルに入った。サークルといっても週三回、三時間ずつ練習するという本格的なところで、もと国体選手や全国大会経験者などもいて、体育会のチームにも勝ってしまうくらいのレベルだった。チームの主体は2年生までなのだが、3年、4年のときもかなりの頻度で練習に出ていて、4年間本当に楽しくバスケットができた。サークル時代の友人は今も大切な仲間である。 バスケットボールの魅力は一言では語りつくせない。ボール一つあれば一人でもできること。「走る」「飛ぶ」「投げる」がバランスよくミックスされたスポーツであること。一人のスター選手の力で格上の相手に勝利することもできる反面、本質的にはチームスポーツであること。ダイナミックな動きの中に、実は緻密なサインプレーや細かい駆け引きが存在していること。体力や技術だけでなく、高い精神力・集中力が要求されるスポーツであること。小さい選手でも、体格の大きな選手を打ち負かすことができること。 「アメリカでやっておきたいことリスト」の一つに、「本場アメリカでストリートバスケに参加する」というのがある。ここミシシッピでは、なぜか外でバスケットをしている人たちをほとんど見かけないため、今のところチャンスがないのだが、今度会社の米人にも良いチームがないか聞いてみようと思っているところである。
by 1yawatam
| 2005-11-03 13:33
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